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外壁塗装の保証期間とは?種類と選び方を解説

塗装コラム 2025.02.13 (Thu) 更新

外壁塗装は高額な費用がかかるため、後悔のない選択をするには、事前に十分な情報収集が不可欠です。
その中でも、保証期間は重要な検討事項の一つでしょう。
保証期間が長ければ安心と思いがちですが、実際には保証の種類や内容、対象範囲、対象外の事項など、様々な要素が絡み合っています。
この記事では、外壁塗装の保証に関する情報を分かりやすくご紹介し、賢い選択のお手伝いをさせていただきます。

外壁塗装 保証期間の種類と概要

製品保証とは何か

製品保証は、塗料メーカーが製品の品質を保証するものです。塗料自体の欠陥(例えば、製造上の不具合による剥がれや変色)が保証対象となります。保証期間は塗料の種類によって異なり、アクリル系塗料では5~7年、シリコン系塗料では7~10年、フッ素系塗料では10~15年程度が目安です。ただし、施工不良や経年劣化による問題は対象外となる場合が多いです。保証を受けるには、通常、購入証明書や施工証明書などの提示が必要です。

施工保証と保証期間

施工保証は、塗装業者による施工技術の保証です。下地処理の不備、塗布量の不足、塗装方法の誤りなど、施工上のミスによって生じた不具合が対象となります。保証期間は業者によって異なり、3~5年が一般的ですが、10年以上の長期保証を謳う業者もあります。長期保証の場合、その内容を詳細に確認することが重要です。施工不良による剥がれやひび割れなどが保証対象となることが多いです。

メーカー保証の現状と注意点

メーカー保証は、塗料メーカーが施工業者を通じて提供する保証です。製品保証と同様に、塗料自体の欠陥が対象となりますが、施工上のミスは対象外です。メーカー保証は、全ての塗料や全ての業者に対して提供されているわけではなく、条件を満たす場合に限り適用されます。また、保証期間や対象範囲はメーカーによって異なるため、事前に確認が必要です。

外壁塗装 保証期間の目安と選び方

塗料の種類による保証期間の違い

塗料の種類によって耐久性が異なり、それに応じて保証期間も変わります。アクリル系塗料は価格が安い一方、耐久性が低いため保証期間も短くなります。シリコン系塗料は価格と耐久性のバランスが良いことから人気があり、7~10年の保証が一般的です。フッ素系塗料は高耐久性で10~15年以上の保証が期待できますが、初期費用が高額です。無機系塗料はさらに高耐久で20年以上の保証期間を設定するメーカーもあります。

保証期間の長さと品質の関連性

保証期間が長い方が良いとは限りません。保証期間の長さは、塗料の耐久性や業者の施工技術、アフターサービス体制などを総合的に反映したものです。長い保証期間を謳う業者であっても、保証内容や条件、業者の信頼性をしっかり確認する必要があります。安価な塗料を使用し、保証期間だけを長くすることで、顧客を惹きつけようとする業者も存在します。

長期保証を選ぶ際の注意点

長期保証は魅力的ですが、保証内容を詳細に確認することが重要です。保証対象範囲、対象外事項、保証期間中のメンテナンスの有無、保証申請の手続きなどを明確に記載しているかを確認しましょう。また、業者の信頼性や倒産リスクも考慮する必要があります。長期保証を謳う業者が必ずしも優良業者とは限らないため、複数の業者から見積もりを取り、比較検討することが大切です。

外壁塗装 保証期間 選び方 契約時の注意点

保証内容の確認と重要事項

契約前に保証書の内容をしっかりと確認しましょう。保証期間、保証対象範囲、保証対象外の事項、保証申請の手続き、業者の責任などが明確に記載されているかを確認し、不明な点は業者に質問しましょう。保証書は契約書と同様に重要な書類なので、大切に保管してください。

保証対象外の項目とリスク

保証対象外の項目は、自然災害(地震、台風など)、経年劣化、施工後の人為的な損傷(落書き、衝突など)、適切なメンテナンスが行われなかった場合などが挙げられます。これらの項目を理解し、リスクを軽減するための対策(例えば、火災保険への加入)を検討しましょう。

優良業者を見極めるポイント

優良業者を選ぶことは、外壁塗装の品質と保証の信頼性を確保するために非常に重要です。実績、経験、技術力、アフターサービス、価格の透明性、口コミなどを総合的に判断し、複数の業者から見積もりを取り、比較検討しましょう。

まとめ

外壁塗装の保証は、種類や内容が様々です。
塗料の種類、施工業者、契約内容によって保証期間や対象範囲が異なるため、事前に十分な情報収集が必要です。
保証期間の長さだけでなく、保証内容、対象範囲、対象外事項、業者の信頼性などを総合的に判断し、後悔のない選択をしましょう。
契約前に保証書の内容を十分に理解し、不明な点は業者に質問することが大切です。
定期的なメンテナンスも、外壁の寿命を延ばし、保証期間後も安心して暮らすために重要です。
長期保証を謳う業者を選ぶ際には、特に注意深く保証内容を確認し、業者の評判などを調べることが必要です。 そして、契約書、保証書は大切に保管しましょう。