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打ち放しコンクリートの魅力を守る塗装と再生テクニックを紹介

塗装コラム 2024.03.04 (Mon) 更新

通常のコンクリート工法とは一線を画した、打ち放しコンクリート工法をご存じでしょうか。
打ち放しコンクリートはその美しさを保ちますが、長期的なメンテナンスと劣化対策が求められます。
この記事では、打ち放しコンクリートの魅力や、効果的な塗装とメンテナンス方法をご紹介します。

□コンクリート打ち放しの魅力と塗装によるメンテナンス方法を紹介

打ち放しコンクリートは、その素朴で力強い表情が多くの建築家やデザイナーに愛されています。
その魅力は、型枠を外した直後のコンクリートの生の状態をそのまま利用することで、独特の質感や色合いを楽しめる点にあります。

しかし、表面仕上げの層がないため、経年による劣化が避けられません。
そこで、メンテナンス方法について以下に2つご紹介します。

1:撥水剤の再塗布

維持メンテナンスの基本として、高圧洗浄後の撥水剤再塗布があります。
これはコストパフォーマンスが高く、新築時の美観を維持する効果が期待できますが、色の違いや補修跡は隠せません。

2:色付きクリヤーの塗装

耐水性を高める撥水剤を塗布した後に、色付きのクリヤーを塗装します。
これにより、若干の下地の色違いを目立たなくできますが、補修跡は完全には隠せませんので気を付けてください。

□新築の輝きを取り戻す!打ち放しコンクリートの再生方法とは

打ち放しコンクリートの再生技術は、経年変化によりくすんだり汚れたりした打ち放しコンクリートを、新築時の輝きに戻すために開発されました。
それではどのように再生させるのでしょうか。
以下に代表的な工法を2つ取り上げます。

1:描画工法

特殊な技術を用いて、打ち放しコンクリートの風合いを再現する方法です。
この工法は、下地の状態に左右されず、均等な打ち放しコンクリートの風合いを新たに生み出します。

ただし、作業工程が増えるため、コストがかかりますが、さまざまな工法の中で最も美しく仕上がります。

2:部分補修(リペア)

欠けたり傷んだりした部分のみを、打ち放しコンクリートの質感を維持しつつ補修します。
樹脂モルタルなどでの補修後、専門的な塗装技術で質感を再現できるのです。

□まとめ

この記事では打ち放しコンクリートの魅力を守る塗装と再生テクニックをご紹介しました。
打ち放しコンクリートは、その独特の美しさで多くの人々を魅了しています。

しかし、その美しさを維持するためには、適切なメンテナンスと再生技術が必要です。
撥水剤の再塗布や色付きクリヤーの塗装、描画工法など、さまざまな方法がありますが、それぞれにメリットとデメリットがあります。
打ち放しコンクリートの魅力を長く楽しむために、最適なメンテナンス方法を選びましょう。