外壁塗装にクリア塗装がおすすめな理由とは？適用前のポイントもご紹介！

塗装コラム 2024.05.18 (Sat) 更新

外壁は家の象徴となるため、なるべくきれいに維持しておきたいですよね。

そんな時におすすめの外壁塗装の1つとして、クリア塗装というものがあります。

この記事では、クリア塗装のメリットとデメリットについてそれぞれ紹介します。

□外壁塗装にクリア塗装を選ぶべき理由

外壁塗装の選択肢は多岐にわたりますが、その中でもクリア塗装は特に注目に値する方法です。

以下のメリットを持っています。

1:既存の外壁色を保ちつつ保護する

クリア塗装は、外壁の既存の色や模様をそのままに、表面を保護します。

これにより、外観を損なわずに外壁を長持ちさせられます。

2:塗装回数の削減によるコスト効率の向上

通常の塗装は3回塗りが一般的ですが、クリア塗装では下塗り材を使用せず、1層目の塗料が乾燥した後に2層目を上塗りするだけで完了します。

これにより、塗料の使用量と労力が減少し、コストを削減できます。

3:光沢のある見た目への貢献

クリア塗料には、防汚性や耐候性に優れたものが多く、美しいつやや光沢を長期間維持できます。

そのため、外壁の美観を高める効果が期待できます。

4:チョーキング防止

クリア塗料は顔料を含まないため、塗料の劣化によるチョーキング(外壁表面に顔料が現れる現象)が起こりにくいです。

これにより、長期間にわたり外壁の見た目を保持できます。

クリア塗装には多くのメリットがありますが、デメリットも存在します。

以下の点に注意して、適用を検討することが重要です。

クリア塗装は、劣化が著しい外壁やクラックが発生している外壁、特殊コーティングされたサイディングには適していません。

誤って適用すると見た目や機能面で問題が生じる可能性があります。

クリア塗装には、適切な下塗り材の選択と処理が必要です。

特に、クラックの補修が必要な場合は、適切な処置を行うことで、後の見栄えを保持できます。

コーキング部分にクリア塗装を行うと、塗膜の汚染や剥離の原因になる可能性があります。

そのため、コーキング部分は避けて塗装することが重要です。

外壁塗装におけるクリア塗装は、既存の外壁色を保ちつつ保護し、コスト効率を向上させられます。

しかし、適さない外壁には適用できないため、使用前には慎重な検討が求められます。

この記事を参考に、外壁塗装の適切な選択をしていただければ幸いです。