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サイディングのひび割れを補修する方法!注意点も解説

塗装コラム 2024.05.21 (Tue) 更新
サイディングのひび割れは外壁の見た目だけでなく、建物の保護機能にも影響を及ぼします。
そこで今回の記事では、サイディングのひび割れを効果的に補修し、外壁を長期的に保護するための方法について詳しく解説します。
サイディングのひび割れに関心がある方は、ぜひ最後までご覧ください。
 

□サイディングのひび割れ補修の基本

 
サイディング外壁のひび割れ補修は、建物の構造と機能を維持し、その美観を長期にわたって保つために非常に重要な作業です。
このプロセスは、建物の耐候性と総合的な品質を保つために欠かせない手順です。
ここでは、補修手順を2つの主要なケースに分けて、具体的な方法を詳細に説明します。
 
1:外壁材のひび割れとその補修方法
 
サイディング外壁に見られるひび割れは、外壁の美観だけでなく、構造的な健全性にも影響を及ぼす可能性があります。
まず、ひび割れ部分を徹底的に清掃し、次に専用のシーリング材を使ってその裂け目を埋めるのが一般的な手順です。
具体的な補修プロセスは以下の通りです。
 
はじめに、ひび割れ部分をV字型に削ることで、シーリング材がしっかりと定着するようにします。
次に、ひび割れ部分を掃除し、プライマーを塗布してシーリング材の密着を向上させ、適切なシーリング材を充填し、しっかりと密閉します。
最後に、モルタルや専用の塗料を使用して表面を美しく仕上げ、元の状態に近づけます。
 
2:シーリングのひび割れと補修方法
 
シーリングのひび割れは、建物の密閉性や防水性を低下させる原因となり得るため、適切な補修が必要です。
打ち替えと打ち増しの2つの方法があり、状況に応じて適切な方法を選ぶことが重要です。
 
打ち替えとは、古いシーリング材を完全に取り除き、新しい材料で充填する方法です。
この方法は、シーリングが大きく劣化している場合に推奨されます。
 
打ち増しが大前提ですが下記に書いている開口部のような場合は充分に打設代を取って打ち増しすることもあります。
 
どちらの方法も、下地処理を丁寧に行い、新しいシーリング材が最適に機能するようにすることが重要です。
特に窓のサッシ周りや外壁の角部分など、既存のシーリング材が撤去しにくい部分では、打ち増しを用いることが多いです。
 
このようにして、サイディング外壁のひび割れやシーリングの補修を行うことで、建物はその機能と美観を長期間維持できます。
 

□サイディング補修のDIYは避けるべき

 
サイディングの補修を自分で行うことは大きなリスクを伴います。
専門的な知識と技術、適切な道具が必要であり、安全な作業の実施も求められます。
特に高所での作業は危険が伴うため、専門会社への依頼を推奨します。
専門会社に依頼する主な利点は以下の通りです。
 
・専門的な技術による適切な補修
・安全対策が徹底された作業環境
・補修後の保証が得られることが多い
 
最近ではサイディング補修のDIYに関する情報も出回ってはいますが、補修の難しさや失敗してしまった後の追加費用など、リスクもあるのです。

□まとめ

 
サイディングのひび割れは見た目の問題だけでなく、建物の構造的な安全性にも関わる重要な問題です。
外壁材とシーリングの両方に発生するひび割れを適切に補修することで、長期的に建物を保護できます。
DIYによるリスクを避け、専門会社による確実な補修を選択することが最善策です。