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戸建て住宅の外壁塗装 おすすめ塗料選びの決定版

塗装コラム 2025.06.29 (Sun) 更新

外壁塗装は、家の寿命を左右する重要なメンテナンスです。
適切な塗料を選ぶことで、美観を長く保ち、建物の劣化を防ぐことができます。
しかし、塗料の種類やメーカーが多く、どれを選べば良いか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
今回は、外壁塗装におすすめの塗料選びについて、分かりやすくご紹介します。

最適な塗料選びの判断材料となる情報を提供することで、安心して外壁塗装を進められるようサポートします。

□外壁塗装におすすめ塗料

*塗料の種類とそれぞれの特徴

外壁塗装で使われる塗料にはさまざまな種類がありますが、代表的なものとしては「アクリル」「ウレタン」「シリコン」「フッ素」「無機」の5種類の樹脂タイプが挙げられます。
それぞれに特徴があり、価格や耐用年数も異なります。

・アクリル塗料
まず、アクリル塗料は価格が非常に安く、扱いやすい点が特徴です。
発色が良いためDIYなどに使われることもありますが、耐久性はあまり高くなく、一般的な耐用年数は5〜7年程度と短めです。

・ウレタン塗料
柔軟性があり密着性に優れているため、細かい部分の塗装や複雑な形状の外壁に向いています。
アクリルよりも耐久性が高く、7〜10年程度持ちます。
価格も比較的安価です。

・シリコン塗料
シリコン塗料は、現在の主流ともいえる塗料です。
防汚性や耐候性に優れ、コストと耐久性のバランスが取れているのが魅力です。
耐用年数はおよそ10〜15年で、コストパフォーマンスを重視する方におすすめです。

・フッ素塗料
高価格帯ながら非常に高い耐久性を持ち、15〜20年程度の寿命が期待できます。
汚れにも強く、長期間美観を保ちたい場合に選ばれています。

・無機塗料
無機塗料は、最も耐久性に優れた塗料のひとつで、20〜25年という長い耐用年数が期待できます。
価格は高めですが、長期的な視点で見るとコストメリットがある場合も多いです。

*付加機能や技術を持つ塗料の種類

上記の5つの基本的な塗料には、それぞれに機能性を高める技術が組み合わされていることがあります。
これらは塗料の種類というよりも「性能」や「製法」としての分類になります。

例えば、ラジカル制御型塗料は、紫外線による塗膜の劣化(ラジカルの発生)を抑制する技術が使われており、塗料の寿命を伸ばす効果があります。
これは、シリコン塗料やフッ素塗料、無機塗料などにも広く採用されています。

また、セラミック配合塗料は、塗料の中にセラミック成分を混ぜることで断熱性や遮熱性を高めたり、耐久性を向上させたりするものです。
光触媒塗料は、太陽の光を利用して汚れを分解し、雨で洗い流すというセルフクリーニング効果を持つため、外壁をきれいに保ちたい方に適しています。

□外壁塗装の選び方ガイド

*家の状況の把握

外壁塗装を行う前に、家の状況を正確に把握することが重要です。
外壁の素材(モルタル、サイディングなど)、劣化状況(ひび割れ、剥がれなど)、周辺環境(日当たり、風雨など)をしっかりと確認しましょう。
これらによって、適切な塗料の種類や機能性が異なってきます。

*予算設定と費用対効果

外壁塗装は高額な費用がかかるため、事前に予算を設定することが大切です。
塗料の種類によって価格が大きく異なるため、予算に合わせて最適な塗料を選びましょう。
価格だけでなく、耐用年数も考慮し、長期的な費用対効果を比較検討することが重要です。

*塗料の機能性と選択基準

塗料を選ぶ際には、機能性を重視することが大切です。
遮熱性・断熱性・防カビ・防藻・防汚・耐久性など、様々な機能があります。
家の状況や気候、そして自分の優先順位に応じて、必要な機能を備えた塗料を選びましょう。

□まとめ

今回は、外壁塗装におすすめの塗料選びについて解説しました。
塗料の種類、価格帯、耐用年数、メーカー、そして家の状況や予算などを考慮し、最適な塗料を選択することで、家の美観と寿命を長く保つことができます。
信頼できる業者に相談しながら、最適な塗料を選び、安心して外壁塗装を進めていきましょう。